ドイツの伝統菓子「シュトーレン」の香りに包まれたクリスマスはいかが?

風味豊かなドイツの伝統菓子「シュトーレン」。ナッツとドライフルーツが混ざった生地が洋酒とともにじっくりと熟成され、至福の味わいが楽しめるおやつです。2〜3日置いておくとますます香り高い風味が広がります。

▷材料(17×8cmサイズのもの2本分)
パン生地
強力粉 50g
インスタントドライイースト 3g
牛乳 40ml(30℃)

クッキー生地
無塩バター 50g
グラニュー糖 20g
全卵 25g(1/2個分)
アーモンドパウダー 40g
シナモンパウダー 小さじ1/2
カルダモンパウダー 小さじ1/4
ナツメッグ 小さじ1/2
強力粉 90g
塩 2g
ドライフルーツの砂糖漬け 160g
ミックスナッツ(アーモンド、くるみなど) 20g
ブランデー 小さじ1
ラム酒 小さじ1

仕上げ
溶かしバター(無塩) 60g
粉糖 50g

▷作り方
1)下準備。
ミックスナッツは刻んでおく。フルーツの砂糖漬けにラム酒、ブランデーを振っておく。
バターは常温におき柔らかくしておく。
2)パン生地を作る
ボウルに強力粉、ドライイースト、牛乳(30℃)を入れて均等に混ぜる。台の上に取り出して生地をまとめて捏ねる。手の付け根を使って生地を押し付けるように伸ばす。3〜4回繰り返して生地を丸くまとめてボウルに入れてラップをかけ、35℃で30〜40分発酵させる。
3) クッキー生地を作る
ボウルに柔らかくしたバターと砂糖を加えてよく混ぜる。クリーム状になったら卵を溶いて3回に分けて混ぜる。アーモンドプードル、スパイス、塩を入れてよく混ぜたら強力粉を加えて混ぜ練り込む。丸めてボウルに入れラップをかけておく。

4) 2種の生地を合わせる
パン生地の発酵が終わったら、台の上に打粉をし、パン生地とクッキー生地を合わせ、マーブル状の模様がなくなるまで練り込む。
生地を広げ、フルーツの砂糖漬けとミックスナッツを混ぜ込む。生地を2等分にして(ラップをかけて20分間生地を休ませます(ベンチタイム)
5) 成形
麺棒などを使って、それぞれ横13cm縦18cmに伸ばします。手前から1/3、奥側から1/3に折りたたみ、もう一度奥側から手前に折りたたみます。真ん中に膨らみを出すように麺棒で抑えて形を整える。
6)発酵させる
オープンシートを敷いた鉄板にのせ、30℃で30分発酵させる。発酵が終わったら、取り出し、オーブンを190℃に予熱する。
7)焼成
190℃のオーブンで30分焼く。20分経過したところで、アルミホイルをかぶせる。
溶かしバターを作っておく。焼き色がついたら焼成完了。焼成後、温かいうちに溶かしバターをハケで全体にたっぷりと塗り、水分を抜けにくくする。室温または冷蔵庫でしっかり冷まします。
8)仕上げ
最後に粉糖をふりかけラップで包んで完成。

▷レシピ本
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▷松尾幸造 経歴
フレンチ「シェ松尾」の元オーナーシェフ 1948年生まれ。国内のホテル、レストランに勤務後、スイスのホテル学校に留学。ヨーロッパにおいて高名ホテル、レストランを経て、1980年代東京·渋谷区松涛に一軒家レストラン「シェ松尾」を開店。2019年シェ松尾の会長を引退。

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10 thoughts on “ドイツの伝統菓子「シュトーレン」の香りに包まれたクリスマスはいかが?

  1. シュトーレンぅて買うと結構高いんですよねぇ🥹
    自分で作れるなんて…めちゃいい✨!!

  2. これは保存食なのだから勝手な判断で優しい甘さなどとレシピをいじってはいけないやつですね。砂糖の浸透圧で雑菌の繁殖を抑える。😊

  3. これ…私に売って頂けませんか?食べたくなりました!

  4. わあ丁寧な解説ありがとうございます!
    クリスマスに作るものリストに追加です。

  5. 35度で発酵する過程は何か他の道具で代用はできますか?

  6. 最初はネバネバだったり、ボロボロだったり、混ぜる工程がそれぞれ違う難しさありそうだけど、まとまったときの達成感気持ちよさそう

  7. 先生の解説見ると👀自分でも出来そうな(?)気がして来ました❤❤❤❤❤❤❤❤

  8. わぁ嬉しいです🎶先生ありがとうございます🙌

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